山形大工学部長要請でいよいよ明らかに 
有期教職員もかけがえのない人材
やっぱり希望者全員の無期転換を

 東北非正規教職員組合は9月19日夕方17時15分から、山形大学工学部管理棟3階会議室にて、希望者全員の無期転換を求めて工学部長要請を行い、有期教職員や山形大学職員組合の役員など8人が参加しました。
 この中で組合側は、飯塚博学部長はじめ学部側に対し、有期教職員のうち雇用経費に外部資金が当てられている人などを無期転換させない大学本部の方針には明白な矛盾があることを、多くの具体的事実で示しました。
 有期教職員が語った具体的な事柄(※下記を参照)については、組合側が繰り返し水を向けても、学部側からは質問も否定の言葉も一切なく、そのまま事実として受け止められたと確認できる機会となりました。飯塚学部長は最後に、有期教職員から語られた具体的事実をひとつひとつ確認しながら、大学本部がさらにしっかり説明する必要がある旨、コメントされました。
 組合側は「今日の話をぜひ大学本部に伝えてほしい」と強く求めました。

※この日、有期教職員が語った話は、要旨以下のとおりです。

◆ 働き始めた時は○○、その次は△△、今は◇◇と、異なる外部資金が次々に獲得され、雇用が続いてきた。それを今後も続けられないのか。
◆ 来年3月で雇用が通算5年。雇用経費が外部資金だから雇い止めと言われている。でも今の職場で4月以降の雇用経費となる外部資金は既に獲得できていて、業務そのものは続くことが決まっている。
◆ 実は、外部資金による仕事の量は増えている。外部資金やそれによる仕事が「将来無くなるかも」という話を、なぜいま、大学側はするのか。
◆ 私の職場には有期教職員が4人いたが、1人退職し、今は3人で何とか回している。でも、私を含む2人が来年3月での雇い止めを通告されている。残る1人はまだ2年しか勤めていない。今まで4人で行っていた仕事を、残りの1人だけで来年度から回していけるだろうか。 
◆ 来年3月で雇い止めされたら、引き継ぎやその後の仕事で教授に余計なお手数をかけるのが心配。
◆ 外部資金の職場への異動もあると聞く。この状態では、今は雇用経費が外部資金ではないとわかっている自分も、本当に無期転換できるのか不安だ。

 さらに、以下のような切実な思いも語られ、学部側は真剣に聴き取っていました。

◆ 私は整理解雇を経験し、その後山大工学部で職を得た。会社に本当にお金がないとわかったので、整理解雇もそれなりに「納得」できた。大学本部は「無期転換した人を解雇すれば紛争化する」と言っているようだが、今の山大のやり方の方が、いたたまれない。来年度の雇用経費も確保できていて、仕事もあるのに「外部資金だから」「雇用が5年に達したから」というだけでなぜ雇い止めなのか。
◆ もっと経験や力を活かしたい。せっかく仕事がわかってきたのに、辞めるのは悔しく悲しい。

 大学側からは、黒田充紀副学部長や総務人事に関わる職員も同席されました。
# by tohokuhiseiki | 2017-09-26 08:44 | 山形大学 | Comments(0)

 有期教職員の無期転換権確保に向け、東北地方の国立大学7法人、国立高専6校、各県労働局6局を順次訪問・要請する「東北地方 国立大学・高専 無期転換キャラバン」を継続中です。
 第4ラウンドの9月20日は、福島県に参りました。ご対応くださいました皆さんに御礼申し上げます。要請先および対応いただいた担当者は下記のとおりです。
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①福島労働局 雇用環境改善・均等推進監理官
②福島大学 人事課長
③福島工業高等専門学校 人事係長

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(1)
 福島労働局の担当者は、私たちの要請と響き合うように、大学を特に重視していると発言。管内では無期転換ルールに関するセミナーを開催し、各大学に文書で要請し、実際に足も運んで実態把握に努め、積極的な変化も生まれている様子を説明して頂きました。
 9~10月は無期転換ルールの周知を強化しているが、大学からはセミナー開催の依頼がなかったため、再度の働きかけを行う予定だとのこと。
 さらに、労働者から個別の相談があれば、啓発指導や助言指導など、しっかり対応していくし、労働者ひとりひとりに無期転換ルールをしっかり伝えたい、とのお話でした。
 組合側はこれらの対応に感謝の意を表しました。
 さらに、福島大学について、①現在3年の雇用更新上限がある契約職員やパートタイム職員の就業規則のもと、文科省調査への回答のように5年の雇用更新上限に変更した場合、それが運用の厳格化を伴うなどならば違法な不利益変更になり得るし、脱法的クーリングはないかなども問題になり得ること、②非常勤講師就業規則では無期転換できるのは一律に雇用が10年を超えた後とされているが、実態は5年を超えれば法定の無期転換権が発生する場合が大半ではないか、などと指摘。労働局側も深い関心を示していました。
 組合側は、今後、組合主催のセミナーに労働局から講師を招くことなども検討したいと述べました。

(2)
 福島大学では担当者が要請書を受け取り、対応を検討する、と述べました。
 組合側は、更新上限をなくした秋田大学、筆記試験による選抜の方針を取り止めて希望者の無期転換に道を開きつつある名古屋大学など、全国の組合の交渉や運動による最近の変化の例も挙げながら、5年の雇用更新上限を新たに設けるのでなく、上限を無くして欲しいと求めました。

(3)
 福島高専の担当者は、要請書を受け取り、対応を検討すると述べました。
 非常勤講師の多くがいわき市やその周辺など近隣の大学に本務校を持っているか、退職者の再雇用であるとのこと。しかし、その後任の確保には、担当教員を中心に一定の苦労がある様子も示唆されました。
 組合側は、今後、組合員も含む若い世代や働き盛りの非常勤専業の人などが非常勤講師となる可能性に触れ、人材確保のためにも、仮に授業が半年空白になってもこれをクーリングとせず、通算5年を超えたら無期転換を認めることなどを重ねて求めました。


# by tohokuhiseiki | 2017-09-22 09:07 | お知らせ | Comments(0)

労組奮闘で筆記選抜中止
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-09-14/2017091401_04_1.html
# by tohokuhiseiki | 2017-09-14 18:17 | お知らせ | Comments(0)

 有期教職員の無期転換権確保に向け、東北地方の国立大学7法人、国立高専6校、各県労働局6局を順次訪問・要請する「東北地方 国立大学・高専 無期転換キャラバン」を継続中です。
 第3ラウンドの8月29~30日は、岩手県を縦断し八戸まで参りました。ご対応くださいました皆さんに御礼申し上げます。要請先および対応いただいた担当者は下記のとおりです。
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8月29日
①岩手労働局 雇用環境・均等室 室長補佐
8月30日
②八戸工業高等専門学校 総務課長、職員係長
③岩手大学 人事課長 ほか1名
④一関工業高等専門学校 総務課長 総務課長補佐
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(1)
 岩手労働局では、要請書を受け取り熟読した対応担当者が「考え方は私たちとずれていない」と応じ、必要に応じて啓発指導に当たる旨を表明してくださいました。
 また、正確な統計に基づくものではない「印象」だと断られた上で、有効求人倍率が高い民間企業では有期雇用労働者が減っている、とのご紹介がありました。第三セクターなどでは国や自治体からの様々な補助金の中での有期雇用の募集はあり、補助金の期間を超える契約更新は敬遠される傾向はあるものの、そうした事業所では1年1回の監査があり、労働法制に違反しないよう指導されているし、予め5年の雇用更新上限を設けて、絶対に無期転換しないようにしてしまうのは「ちょっと違う」とのお話でした。

(2)
 八戸高専では、要請書を受け取った対応担当者が「学校として改めて書面で回答する」と応じてくださいました。
 組合側は、高等教育に係る予算が削減される傾向を批判したうえで、今後の運動の参考にしたいので、困難があればそれもぜひ教えてほしいと申し述べました。その上で、人材確保の観点からも積極的に無期転換を進めてほしいと述べました。

(3)
 岩手大学は、契約職員就業規則と時間契約職員就業規則で、雇用更新に5年の上限を定めています。
 これらの5年上限を撤廃するよう申し入れると、大学側は「5年で『切る』のではなく、期間を定めた雇用契約が終了するだけ」などと応じました。
 ただし、「通算6年目の雇用を希望する人は6か月以上のクーリングを必須としているようだが」と問うと、「6か月以上雇用中断して再度雇用される場合があるのは、たまたま」などと述べるのみでした。
 なお、岩手大学は、非常勤講師は「業務委託」であるとしています。これについても若干の意見交換をした上で、組合側は、この件では改めて対応を検討すると表明しました。

(4)
 一関高専では、要請書を受け取り、対応を検討するとの表明がありました。


# by tohokuhiseiki | 2017-09-07 10:53 | お知らせ | Comments(0)

首都圏大学非常勤講師組合と、東京大学職員組合が力を合わせて取り組んでいます。今後にご注目下さい!

http://www.asahi.com/articles/DA3S13100024.html

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# by tohokuhiseiki | 2017-08-24 16:45 | 東京大学 | Comments(0)