《山形大学の教職員(非正規も正規も)の皆さんへ》みんなの力で、みんな一緒に、希望者全員の無期転換を!

山形大学の教職員の皆さん(非正規も正規も)に呼びかけます。ご相談、ご質問も受け付けます!
その他の皆さんもご理解・ご協力を引き続きよろしくお願いします。...

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① 東北非正規教職員組合は、改めて、有期教職員の方々が山形大学にとって掛け替えのない存在、山形大学から必要とされている存在であることを確認し合うことを呼びかけます。それこそが「交渉力の源」だからです。
 東北非正規教職員組合は、「希望者全員の無期転換」と、将来にわたる雇用の安定を勝ち取るために、お一人お一人の有期教職員が、必要な場合にはプライバシーを守りながら、職場からどのように安心して声を挙げ運動に参加できるかをご提案し、アンケートも含めて、意見交換する機会を設けてまいります。

② 「5年を超えれば無期転換」の無期転換申込権(労働契約法第18条)と、これを不当に制限してきた山形大学の就業規則、団体交渉等で勝ち取られた「希望者全員の無期転換」の可能性や残された課題について、ご質問も受けながら、今後ともわかりやすくご説明してまいります。

③ 特に「プロジェクトや科研費など、外部資金や競争的資金で雇用される人たち」等が引き続き無期転換から排除される可能性が高いことが、有期教職員だけでなく、研究教育その他の大学運営全体に大きな禍根を残す大問題であることをご理解いただけるよう、ご説明してまいります。

④ 今後の賃金・労働条件改善の運動を、正規・非正規を問わず教職員みんなの力で進めるため、既に雇用が実質無期化している方や、無期転換がほぼ確実視できると思われる方々も、まずは雇用不安から解消される必要があることをご理解いただき、ぜひご参加くださいますようお願いします。

※ 以上の趣旨から、学内で、「無期転換ラウンジ」「昼食会」などの企画を今後も実施してまいります。各種の情報にご注目下さい。

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《主な経過と問題点》
~「一部」ではなく「みんな」の問題です~

 教職員の皆さんと山形大学職員組合、首都圏大学非常勤講師組合、東北非正規教職員組合が力を合わせて団体交渉等を進めてきた結果、2017年2月、山形大学は「無期転換を可能とする規則整備を行う」とする回答を示しました。就業規則で「5年を超えられない」更新上限があるために労働契約法第18条の無期転換ルールから排除されそうになっていた皆さんが、法定通りの無期転換申込権を確保できる展望が拓かれつつあります。

 しかしなお、大学側は「プロジェクトや科研費など、外部資金や競争的資金で雇用される人たち」は「無期転換に馴染まない」とも述べています。

 プロジェクトや科研費など、外部資金や競争的資金で雇用されている人たちを無期転換の「例外」とすることはそれ自体、当該の方々にとっては、法定の権利を不当に奪われる大問題です。
 しかし問題はそこにとどまりません。国の政策によって運営費交付金が削られ続けるなどしており、このままでは、大学はますます外部資金や競争的資金に頼らざるを得なくなります。そうなると、研究テーマは同一ないし関連するものなのに、細切れの短期プロジェクトに分割せざるを得ない、などの弊害が懸念されます。そうして「無期転換に馴染まない雇用」なるものに押し込まれる教職員がどんどん拡大されかねません。せっかく「無期転換を可能とする規則」ができても、その「例外」となる部分が無限定に拡大し、今は無期雇用の教職員も含め、全員の雇用が不安定化しかねません。
 実際にすでに、学部によっては、総務・企画など明らかに恒常的な仕事の雇用経費までもが外部資金でまかなわれている例があると指摘されています。
 今のうちに「穴をふさいでおく」仕事が、「有期教職員だけの問題ではなく、大学運営に携わる教職員みんなに関わる問題、ひいては大学で学ぶ学生や院生、病院に通う患者さんや家族の方々へのサービスの質にも関わる大問題」として残されています。

 また、大学側が2018年3月31日より前に雇用が通算5年に達してしまう人たちを無期転換から排除することも、「5年の雇用更新上限は正しかった」という間違った認識に基づく、同根の問題です。この「5年の雇用更新上限」には、真に正当な存在理由は全くありありません。

 ところで、2018年3月31日に雇用が通算5年に達する人は、新年度の労働条件通知書に「更新しない」と書かれ、それへの同意を迫られました。しかし、その際に渡された(はずの)「説明文」が、これらの方々の無期転換を保障し得るものとなることを、組合は団体交渉等で明らかにさせてきました。そうした内容についても、今後とも必要に応じてご説明いたします。


by tohokuhiseiki | 2017-05-11 15:00 | 山形大学 | Comments(0)