【拡散希望】不更新条項があっても無期転換は可能

「更新しません」など“無期転換申込権を放棄”させることは法の趣旨の没却、今後「さらなる取り組み」も
衆議院厚生労働委員会で厚労省が答弁

 3月18日の衆議院厚生労働委員会で厚労省は、労働契約法第18条の無期転換ルールに関連し「この春に、次は更新しませんよということを条件にして更新を迫るようなことは許されるのか」という議員の質問に対し、上記のような趣旨の答弁をしました。質問したのは民進党の大西健介議員です。

 この質問の模様はYouTubeで試聴できます。YouTubeのリンクをこの記事末尾に載せます。
 以下、該当部分の要旨です。途中記載している時刻表示はYouTube動画の再生時間に対応しています。

〈大西議員〉
15:35
 ある国立大学で9年働いている職員から。
(中略)
15:44
 今年の春、契約更新にあたって、1年後の更新は行わない旨について同意をすることを条件に、あと1年更新しますよということを言われるおそれがある。そうすると1年後には職を失うおそれがある、という切実な訴え。
 同様に、来年春、大量の失業者がうまれるおそれがある。そうなってからでは手遅れだ。今のうちにしっかり手を打っておく必要がある。
16:16
 まず確認ですけども、無期転換ルールを避けるために、この春に、次は更新しませんよということを条件にして更新を迫るようなことは許されるのか。

〈厚労省〉
16:40
 民事法規。最終的には司法において判断だが。
(中略)
 改正労働契約法の施行通達におきまして、無期転換申込権が発生する次期労働契約の締結以前に、無期転換申込権を行使しないことを更新の条件とするなど、労働者にあらかじめ無期転換申込権を放棄させることを認めることは、法の趣旨を没却するもの。
 こうした労働者の意思表示は公序良俗に反し、無効と解されるもの。
17:32
(中略)
〈塩崎厚労大臣〉
 必要に応じてさらなる取り組みをする。

〈YouTube動画〉
※前半は森友学園問題の質疑

https://www.youtube.com/watch?v=fCvLHYiw6JM&index=28&list=PLr0D8f47L11zMIoUbmhNYzlaIUjQqViBd
by tohokuhiseiki | 2017-03-22 12:50 | お知らせ | Comments(0)