【拡散希望】千葉大学の有期教職員 遂に5年を超えての無期転換へ!

 有期教職員の雇用に関し、就業規則により5年の更新上限が定められている千葉大学で、首都圏大学非常勤講師組合、全国一般東京ゼネラルユニオン(東ゼン)、千葉大学ユニオンの3つの労働組合が12月22日、共同で大学側との団体交渉を行なった結果、以下のように、5年を超えて無期転換できるとする趣旨の合意に達したとのことです。

雇い止め見直し

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(以下、首都圏大学非常勤講師組合の団交速報から抜粋)
 「国立大学法人千葉大学非常勤職員就業規則(以下「非常勤職員規則」と呼ぶ)自体は、改正しないが、平成27年に追加された第29条「特段の事情によりこの規則によることができない場合又はこの規則によることが著しく不適当であると学長が認める場合は、別段の取り扱いをすることができる。」という規定を機動的に運用して、勤務成績良好な者は(今後任用する者を含めて)非常勤講師・非常勤職員ともに、5年を超えても再任用する。5年時点での再任用の基準は、3年時の再任用とほぼ同じ基準とする。」
(「任用」の用語は原典のまま。「雇用」に等しいものと理解できます。)

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 「5年時点での再任用の基準」が「ほぼ同じ」とされている「3年時の再任用」の基準に基づく更新の実績について、「平成23年度に3年の契約期間を超えて更新の申請をした非常勤職員は81名おり、うち80名が許可されています」とする千葉大当局の首都圏大学非常勤講師組合宛の別の公式回答(2016年11月10日)があるとのことです。
 「更新の申請」をして「許可」されなかった職員については、組合が個別事案として団体交渉などで対応することも可能だと思われます。
 上記のような水準の回答が得られれば、労働委員会申し立てなどの行為を回避し、話し合いの継続により雇い止め・無期転換問題の解決をはかれる可能性があるものと思われます。

 団体交渉に出席した大学側の理事からは、さらに、「優秀な人は、6ケ月のクーリングオフ期間を置いたら他所に逃げてしまう。(事務や病院業務を担当する)非常勤職員についても、仕事を覚えて本格的に働けるようになった人達を、そこで雇い止めにしていたら、まともに業務がまわらない。それは、研究・教育・大学運営にとって大きなマイナスである。そんなバカなことをしていたら、千葉大学はダメになる。非常勤職員規則改訂は現在考えていないが、例外規定(第29条)をうまく運用することにより、優秀な人達を積極的に再任用していきたい」という見解の表明があったとのことです。


by tohokuhiseiki | 2017-01-04 14:49 | お知らせ | Comments(0)