東北大学の有期教職員のみなさんへ、組合で一緒にがんばりませんか?

東北大学の有期教職員(※)のみなさんへ

組合で一緒にがんばりませんか?


3200人の雇い止め問題は、いまが正念場


 東北大学の有期教職員3200人の雇い止め問題は、正念場を迎えています。
 大学側は、無期転換に関わる《方針を原点に立ち返って見直し、年内には新たな方針を示したい》と東北大学職員組合に通知してきたとのことです。
 くわしいことは、まだ不明です。しかし、いま私たちが立ち上がって声をあげれば、5年上限を撤廃し、希望者全員が改正労働契約法(労契法)が定めるとおりの「無期転換の権利」を手にできる展望が大きくひらけてきています。


私たち自身が、状況を変え、展望をひらいてきました


 この展望をひらいてきたのは、東北大学職員組合(職組)や、東北非正規教職員組合(非正規組合)などが取り組んできた運動の成果でもあります。
 職組は、学内署名を進め、①秘書、②技術補佐員、③技能補佐員などへの5年上限の不適用に貢献してこられました。非正規組合は、学内外のアピール署名や国会での緊急集会などを進め、④非常勤講師、⑤医員などへの5年上限の不適用に貢献してきました。
 そうして、学識者や弁護士の方々が170名を超えてアピール署名に賛同しつつあることや、とりわけ、職組から呼びかけられた学内署名に1200名もの教職員の方々が勇気をもって応じられたことも、状況を大きく変化させた要因です。


《立ち返るべき原点》とは?


 しかし、私たちは、現在までの到達に満足しているわけではありません。また、東北大学の《新しい方針》がどうなるのかは、けっして楽観できません。(今年の春、「大学の説明会に期待していたのに、がっかりした」という人も多いでしょう。)
 労契法の本来の趣旨は「通算5年を超えて雇用された労働者は、本人の申し込みだけで無期雇用に転換できる」ということ、さらには「有期労働契約の濫用的な利用を抑制し労働者の雇用の安定を図ること」(基発0810第2号)です。
つまり、「5年上限を撤廃し、希望者全員の無期転換を実現すること」こそが《立ち返るべき原点》です。


教職員の声を大きくし、両組合の力をセットで最大限に!


 いま何よりも大切なことは、東北大学の教職員のみなさんが立ち上がることです。そして、組合に結集して《法定の無期転換を希望者全員に!》と大きな声で言うことです。組合員の声こそが、団体交渉などでも大きな力となります。
 職組と非正規組合は、首都圏大学非常勤講師組合や宮城県労働組合総連合とも協力して3200人雇い止め問題についての共同声明を発表するなど、協力共同を進めています。
 他方、団体交渉や学内外での世論形成の進め方については、それぞれの組合に特色があり、両輪がセットになってこそ、最大限の力を発揮します。
 そこで、どの組合に加入されるかはみなさんの権利ではありますが、職種その他の事情によっては加入を職組に統一することなども、非正規組合は引き続き職組と協議を重ねていくつもりです。
 大切なことは、この秋にこそ、東北大学全体として、組合の力を飛躍的に高めることです。それこそが「希望者全員の無期転換」を確実にする道です。


仕事と人間を大切にする東北を!


 みなさん、いまこそ、正規の教職員のみなさんとも力をあわせて、「仕事と人間を大切にする東北」を東北大学でも実現しましょう。
 私たちの願いは「わがまま」や「ぜいたく」ではありません。人間を大切にする職場であってこそ、労働者も仕事を大切にする。それが私たちの願いです。
 そしてまた、東北大学で3200人の雇い止めをストップすることは、全国360万人ともいわれる有期雇用の人たちへの連帯と激励にもなります。


 東北大学の有期教職員のみなさん、いまこそ、組合で一緒にがんばってみませんか?

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(※)東北大学では、さまざまな教職員が「時間雇用職員」や「准職員」とされ、「原則として5年」までの更新上限がある有期雇用となっています。


時間雇用職員は、


事務補佐員
技術補佐員
技能補佐員
臨時用務員
リサーチ・アシスタント
ティーチング・アシスタント
特別教育研究教員
教育研究支援者
産学官連携研究員
研究支援者
科学技術振興研究員
事務補佐員(科学技術振興)
技術補佐員(科学技術振興)
リサーチ・アシスタント(科学技術振興)
厚生科研費研究員
事務補佐員(厚生科研費)
技術補佐員(厚生科研費)
技能補佐員(厚生科研費)
寄附講座教員
寄附研究部門教員
実務家教員(教授又は准教授)
非常勤講師
サイエンス・エンジェル
医員
医員(研修医)
スチューデント・ラーニング・アドバイザー
グローバルキャンパスサポーター
アドミニストレイティブ・アシスタント


です。


准職員は、


事務補佐員
技術補佐員
技能補佐員
臨時用務員
特別教育研究教員
教育研究支援者
産学官連携研究員
研究支援者
科学技術振興研究員
事務補佐員(科学技術振興)
技術補佐員(科学技術振興)
厚生科研費研究員
事務補佐員(厚生科研費)
技術補佐員(厚生科研費)
技能補佐員(厚生科研費)
医員
医員(研修医)
寄附講座教員
寄附研究部門教員


です。


by tohokuhiseiki | 2016-10-26 13:23 | 東北大学 | Comments(0)